導入事例インタビュー
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#002 平成レンタカー株式会社様
CASE STUDY / 導入事例インタビュー #002
瀬戸内エリアで30年、10拠点を支え続けてきた老舗が、
なぜいま"省人化"に踏み込んだのか。
INTERVIEWEE COMPANY
平成レンタカー株式会社様
インタビューにご協力いただいた方
牧 ちひろ 様
代表取締役
岡崎 創 様
営業本部
取材地:平成レンタカー株式会社様 本社(岡山県倉敷市)
PROLOGUE
岡山県倉敷市・児島駅前。
1992年創業の老舗レンタカー会社、平成レンタカー株式会社様の本社を訪ねた。
代表取締役・牧ちひろ氏と、営業本部・岡崎創氏。
二人の隣には、いまや10拠点すべてに導入された
AdvaNceDスマートチェックインシステムが、静かに動いている。
「ようやく、現場が回り始めました」
―
瀬戸内エリアで30年を歩んできた経営者と
各店舗を横断的に見続けてきた営業本部のお二人に
ここまでの道のりを伺った。
岡山・香川・愛媛 ― 瀬戸内3県で10拠点。30年の歩み。
瀬戸内国際芸術祭の会場として世界中から人を集める瀬戸内エリア。 岡山・香川・愛媛の3県で、空港・駅前を中心に10拠点を運営する平成レンタカー様は、観光地のレンタカーニーズを30年支え続けてきた。
だが近年、訪日観光客の急増とともに、現場には新しい課題が押し寄せていた。
こちらこそ、わざわざ岡山までお越しいただいて。
はい、ちょうど30年を超えたところです。岡山・香川・愛媛の瀬戸内3県で、実店舗に送迎拠点を含めると合計10拠点を運営しています。
各店舗の運営を横断的に見ています。現場の困りごと、お客様の声、新サービスの導入判断まで幅広く関わっています。
多いですね。瀬戸内国際芸術祭の年は本当にすごいですし、最近は通常年でも訪日観光のお客様がぐんぐん増えています。
空港店なんかは、特にそうです。フライトや高速船を降りた瞬間、まっすぐうちに来てくださる方が本当に多い。
……本当にそうなんです。
スポット採用では絶対に務まらない業務。
レンタカー業の課題、と聞いて多くの人が思い浮かべるのは「車両管理」かもしれない。 だが岡崎氏が真っ先に挙げたのは別のテーマだった。「受付スタッフが、本当に採用できないんです」。
立地や規模を問わず、業界全体に広がる構造的な人材問題が、そこにある。
受付スタッフの採用です。これが本当に難しい。
レンタカーの受付って、見た目以上に求められるスキルが多いんですよ。
そうなんですが、書類の不備一つでお客様にご迷惑をかけてしまう。だから経験と理解の両方が必要で、スポット採用のアルバイトでは絶対に務まらない。
はい。週4〜5日、安定して入れて、業務をきちんと理解して、書類チェックでミスせず、接客もできて、コミュニケーション能力も高い。
そんな人材が、いまの日本で果たしてどれくらい採れますか?
これは私たちだけの悩みじゃないんです。同業の方とお話しすると、皆さん同じことを言う。
特にリゾート地や地方は深刻です。そもそも人がいないところで採用しようとしているんですから。
スポット採用では無理。
書類も接客も事務もぜんぶできる人じゃないと務まらないんです。
空港店、便が着いた直後の修羅場。
仮にスタッフが採用できたとして、もう一つの壁が待ち構えている。「ピーク時間の集中」だ。 飛行機やフェリーで一気に到着する観光客に対し、レンタカーの受付業務は1組あたりにじっくり時間がかかる構造になっている。
「お客様には申し訳ないけど、お待たせするのが当たり前になっていました」。
そこ、すごく大事なポイントです。飛行機やフェリーって、お客様が一気に来るんですよ。
ええ。空港店だと、到着便があった瞬間に5組、10組と一気に並ぶ。
多くて2人です。店舗によっては1人体制のこともある。
丁寧にやると20〜30分はかかります。後ろの方は1時間待ちも普通でした。
ざっくり言うと、これだけあるんです。
そうなんです。特に「営業補償料金(NOC)」の話。
これがレンタカー業界で一番揉めるところでして。お客様が事故を起こすと、修理の間うちの車が貸し出せなくなる。その営業損失を補償していただく料金、それがNOCです。自走できれば2万円、できなければ5万円が標準です。
別なんです。ここを混同されているお客様が本当に多い。
「免責に入ってるから大丈夫だと思ってた」って言われる方が、本当に毎週いらっしゃいます。
揉めます。Googleレビューに悪口を書かれることもあります。
だから私たちは、NOC補償オプション(1日500円〜程度)に入っていただきたい。そのためには、事前にきちんと理解してもらう必要がある。
これを口頭で漏れなく説明するのが、本当に大変なんです。
「免責に入ってるから大丈夫」
― この勘違いで揉めるお客様が、本当に毎週いらっしゃるんです。
"なんちゃって英語"では、車は渡せない。
訪日観光客の増加は、平成レンタカー様にとって追い風であり、同時に新しい難題でもあった。 ホテルでの接客とは違い、レンタカーには「事前に正確に理解してもらわなければいけない」事項が多すぎる。
利用時間、延長料金、営業時間外返却、ガソリン満タン返し、ETC… 曖昧にできない説明事項を、母国語で正しく届けるには、人間の英語では限界があった。
もう本当に、年々増えています。空港店なんて、日によっては半数以上が海外のお客様、ということもあります。
がんばっていましたよ。スタッフに英語の勉強をしてもらったり、翻訳ツールを使ったり。
でも、正直、限界がありました。
ホテルの接客なら、多少の言葉のズレがあっても何とかなるんですよ。チェックインしてもらえれば、後で困ったらフロントに来ていただければ済む。
でもレンタカーは違うんです。
ええ。何時までに返しに来ていただけるか、延長になったら料金はいくらか、営業時間に間に合わなかったらどうするか、ガソリンは満タン返しか、ETCの精算はどうするか。
ぜんぶ、その場で正確に理解してもらわないと、お渡しできないんです。
まず英語や中国語をしっかり話せるスタッフが電話に出られるか、という現実があります。出られないんですよ、実際は。
それから、お客様の側にも"なんちゃって英語"で説明されることのストレスがあるんです。できれば母国語できちんと理解したい、と思っていらっしゃる方が多い。
そうなんです。システムが説明する方が、最初から多言語化されているし、説明の漏れもミスもない。
これが、私たちが「AdvaNceDスマートチェックインシステムでやろう」と思った最大の理由でした。
"なんちゃって英語"では、車は渡せない。
お客様も、本当は母国語で理解したいんです。
ホテルで培われた技術を、レンタカーへ。
課題が見えれば、解決策を探す。だが、レンタカー向けに作られたチェックインシステムは、市場にほとんど存在しなかった。 唯一見つけたのが、株式会社デバイスエージェンシーが手がけるAdvaNceDスマートチェックイン for レンタカー。 ホテル業界で培われた省人化チェックイン技術を、レンタカー専用に再設計したシステムだった。
とにかく、いろいろ探したんです。「レンタカー向けの省人化チェックインシステム」って。
ほとんど無かったんです。
ホテル向けのシステムはたくさんあるんですよ。でも、レンタカー特化で作られているものとなると、本当に少ない。
デバイスエージェンシーさんのAdvaNceDスマートチェックイン for レンタカーでした。
話を聞いてみて、ハッとしたんです。
ホテル業界で培ってきた省人化チェックインの技術ベースをしっかり持った上で、それをレンタカー向けに作り変えているんですよ。
そう。これは大きいんです。チェックインの核は、もう何年もホテルで磨かれている技術なんですよ。その安心感がありました。
現場として見ても、UIや動線が「分かってる」作りなんですよね。実際に手を動かして触ってみても、迷うところが少ない。
「一緒に作っている」感覚に近いカスタマイズ対応。
既製品ではなく、自社の業務に合った形へ。 「やりたいこと」をデバイスエージェンシーに伝えたところ、想定を超える応答が返ってきた。 「翌日には改修が反映される」― そのスピード感に、平成レンタカー様は驚かされる。
こちらが「こうしたい」と言ったことを、ほぼ全部実現してくれました。
そうそう。だから本当にありがたかった。自分たちがやりたかった業務の形に、システムを寄せてくれたんです。
これがびっくりするくらい早いんですよ。
こっちが「ここをこうしたい」と言うと、翌日にはもう反映されている。
はい。これにはびっくりしました。さすが、開発を自社でやっている会社は違うな、と。
一般的なシステムベンダーだと、要望を上げても「次回のリリースで検討します」って何ヶ月も先になることが多いじゃないですか。
もう感覚が全然違いました。「一緒に作っている」感覚に近い。
はい、あれも非常によくできているんです。お客様が空港やフェリーで移動している間に、スマホでチェックインの大部分を済ませてもらえる。
これを店舗の受付端末と組み合わせると、店舗での所要時間が本当に短くなります。
翌日には改修が反映される。あのスピード感には、正直びっくりしました。
― 牧 ちひろ 様(代表取締役)「対面接客より、画面の方がストレスがない」というお客様の声。
カスタマイズが完了し、平成レンタカー様の10拠点すべてにAdvaNceDスマートチェックインシステムが設置された。 運用開始後、現場ではどんな変化が起きたのか。そして、見えてきた「次の景色」とは。
はい、おかげさまで全10拠点に入りました。
本当に問題なく稼働しています。お客様の満足度も高くて、現場のスタッフも本当に楽になった。
待ち時間ですね。特に空港店。便が着いた後の混雑が、見違えるように違うんです。
これがすごくいいんです。画面で母国語を選んで、自分のペースで進められるから、安心感がぜんぜん違うらしくて。
「日本語で対面接客されるよりも、画面で自分のペースで進められる方がストレスがない」と仰る方が、想像以上に多いんです。
まだあります。1台体制の店舗もあるので、2台目を入れたらピーク時の待ち時間がもっと縮まるはず。
だから、追加導入を検討中です。
スタッフのほうも、説明の手間が大幅に減ったぶん、本当に必要な「困っているお客様への声かけ」に集中できるようになった。これも大きな変化です。
「対面接客より、画面で自分のペースで進める方がストレスがない」
と仰る海外のお客様が、想像以上に多いんです。
BEFORE / AFTER
| 項目 | 導入前 | 導入後 |
|---|---|---|
| 受付スタッフ | 高スキル人材の通年確保が必要 | 負荷大幅軽減・採用ハードルが下がる |
| ピーク時の待ち時間 | 1組30分/後列は1時間待ちも | 大幅短縮(事前チェックインで即時化も可) |
| 多言語対応 | スタッフ語学力/電話対応に限界 | システムが標準で多言語対応 |
| 説明品質 | 担当者ごとにバラつき | 全店で一定品質を担保 |
| NOC・保険の理解 | 口頭説明の漏れで揉めるリスク | 画面で必ず同意を取得・記録 |
| 口コミ評価 | 待ち時間がマイナス評価に直結 | 「スムーズ」「安心」がプラス評価に |
車種・料金・キャンペーンの先にある、新しい競争軸。
インバウンドはこれからさらに増える。観光地のレンタカー需要も、同じく拡大していく。 その中で、平成レンタカー様が見据えているのは、「待たせないこと」が新しい競争軸になる未来だった。
インバウンドは間違いなく、もっと増えると思います。
その中で私たちが期待しているのが、「待ち時間が短い」「事前準備でスムーズに借りられる」ことが、口コミに反映されていくことです。
はい。海外のお客様って、Googleマップとかトリップアドバイザーとか、本当によく見て選ばれます。
そこで「待ち時間がほぼゼロでスムーズだった」「自分の言語で安心して借りられた」と書いていただけたら、それがそのまま次のお客様の予約につながる。
そうなんです。レンタカー業界は、これまで「車種」「料金」「キャンペーン」で競争してきましたが、これからは違うと思うんですよ。
「借りるまでの時間が短い」「ストレスがない」。ここが、お客様にとっての本当の価値になる。
現場でお客様の反応を見ていても、それは確かに感じます。「ここ、待たなくていいんだ」と仰って、また次回も選んでくださる方が増えてきている。
はい。だから私たちは、これからも積極的に活用していきます。売上にも、ちゃんと跳ねてくると確信しています。
こちらこそ。岡山でも、いつでもお待ちしています。
レンタカー業界は、これまで「車種」「料金」「キャンペーン」で競争してきた。
これからは「借りるまでの時間の短さ」が、新しい差別化になる。
PRODUCT FEATURES
平成レンタカー様に導入されたのは、専用の自立型クイックチェックイン端末と、
予約・決済・本人確認・契約・延長精算までを統合した受付システムでした。
HARDWARE
上部にAndroidタブレットを内蔵し、お客様が母国語で受付フローを完結。免許証スキャン・電子契約・保険オプション選択・決済までを画面上で進められます。背面には転倒防止板を備えた自立型構造です。
| 外寸 | H 1,250 × W 664 × D 710 mm |
| 画面 | Androidタブレット内蔵 |
| 機能 | 免許証スキャン/電子契約/決済/印字 |
| 構造 | 自立型/転倒防止板付き |
| 設置 | 屋内自立設置(給電・有線LAN) |
SOFTWARE
予約から返却・延長精算まで、お客様自身で完結できる
スマホ事前
チェックイン
免許証スキャン
本人確認
利用規約
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SCREEN SAMPLES
母国語で、自分のペースで進められる
最初に母国語を選んでもらえば
後はすべてその言語で進む
NOCも含めて、必ず画面上で同意を取得
― トラブル防止に直結
CONTACT
平成レンタカー様が選んだAdvaNceDスマートチェックインシステムを、
あなたの店舗にも。資料・ご相談からお気軽にどうぞ。